2015年最後のカタルシェア。
話した内容をお伝えすることはできないので、この日の学びを箇条書きにしてみます。
・ノイローゼと精神病は似ているようで違う。
しかし、近年は区別がつきにくいケースが増えてきている
・家族に引きこもりがいたら、他の家族はどうするべきか?
(1)こうした場合はどうする、という流れを話し合っておく。
(2)地域の保健師に相談。家庭内暴力まで発展するなら、
警察にも協力してもらうなどの助言をもらえる。
(3)ただし、保健師は公の機関なので、的確な指示が欲しい場合は、
地域の心療内科を訪ねてみる。
・うつや自殺の経験は遺伝する?
身内に鬱の患者や自殺をした人がいた場合、遺族の感じ方は2パターンある。
-反面教師とする場合 ・・・「私はこうならないように生きていく」
-親和性をもつ場合 ・・・「お母さんは死んでしまったし、私ももう・・・」
・ショッキングな経験は、人に話せるようになるまで10年近くかかる人もいる。
・日本では、精神疾患への予算が少ないのが課題となっている。
財務省や厚生労働省の意向をすぐに変えることは難しく、
良い治療法を安く患者さんに出したくてもできない現状がある。
参加者の話から、先生が予備知識として話してくださったものです。
参加者の方々も、経験をしているからこそすんなり受け入れられるようです。
悩みの話から政治の話まで理解を深めることができ、充実した時間でした。
〜 参加者の感想 〜
(20代・女性)
友達や家族に何かあった時に勧めてみようと思いました。
(40代・女性)
メンバーが代わると、話の進行や内容も変わってくると思うので、
また参加してみたいです。
今回のカタルシェアには、偶然にも「ボラバイト」に縁がある人たちが集まりました。
-ボラバイター歴5年で、今もボラバイト中。
-数年前にボラバイトに行ったことがある人。
-ボラバイトに興味はあるけど参加したことのない人。
ボラバイトを体験した他のボラバイターに会える可能性もカタルシェアにはあります。
今回は20年近く自分の精神疾患と向き合ってきた方がいらしたので、話せる範囲で病気について教えていただきました。
悩んでいる人の話を聞きたい、と参加している人のためにも、発症したきっかけや症状を聴くことは非常に勉強になり、貴重な機会となりました。
一方で、自分の悩みを話したくないと思う人もいます。
しかし、カタルシェアに来て、悩んでいる自分自身のことを話してくれた、それだけでも一歩前へ進んだのではないかと感じました。
今回は遠く他県からお越しいただいた方もいらっしゃいました!
いつかは全国のボラバイターたちをカタルシェアでつなぐことができれば…。そんな未来をぼんやりと描きつつ…
カタルシェア後は、北海道のボラバイト先さんからいただいたお菓子を配りました。
北海道の代表的な土産、六花亭。オリジナルのスイーツが豊富にあること、皆さんはご存知でしたか?
〜 参加者の感想 〜
(30代・男性)
自分の不安の部分を話せる場所がなかなか無い中、話せるのは気分が楽になりました。直接の解決にならなくても、こういう積み重ねが何かを生む可能性は感じました。
(30代・男性)
世の中には様々な環境で過ごしている人がいます。その方々の話を聞けて良かったし、自分の語ったことが少しでも役に立てたら幸いです。
今までで一番多くの参加者が集まった今回のカタルシェア、悩みは多種多様で話がまとまるのか…とも思いましたが、そこは張先生ならお手のもの。それぞれの悩みを昇華させます。
共通のテーマは「自分の意思を伝えるのが難しい相手に対して、どうするべきか」となり、各々の体験や考えをシェアしました。
生きていく以上、好きな人だけでなく苦手な人とも関わらざるをえない。
それでも、気持ちよくコミュニケーションをとりたい。
周りの人が変わらないなら、自分を少しずつ変えることはできるのではないか?言動を変える様々な方法を、みんなで話しながら挙げてみました。
時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、具体的な提案を持ち帰ることができたようです。
〜 参加者の感想 〜
(10代・男性)
二度目のカタルシェアに参加させて頂き、色々と気持ちが落ち着きました。
(30代・女性)
皆さんと色々な考え方、出来事をシェアでき、貴重な時間でした。
今回は「みんな知り合いです」というメンバーで、自己紹介する段階からすでにリラックスムード。
悩みを整理していくとき、過去の経験で似たようなことはなかったか、さかのぼって話してもらうことがあります。
そんなときも、「あの時あんなこと言っていたよね」と、助け船を出しあいながら話して自己分析をスムーズにできるのが、友達同士で話せる良いところだと感じました。
私の今回の学びは、「話の引き金」があれば話しやすくなる!ということ。
周りの人の話から発展して「そういえば私の場合は…」と話しているのを何度も見かけました。
人が多ければ話題も変わるし意見も様々で、自分の話せるツボ・話したいツボが見つかりやすい。
話せば話すほど、自分を深く知って発見できることが増える。
これぞグループカウンセリングの醍醐味なのだと実感した一日でした。
〜 参加者の感想 〜
(30代・男性)
個別の話に対してのコメントと、そこから発展して全体で話すことに面白さを覚えました。
(20代・女性)
ほぼ内輪、という見知った人ばかりだったので、話すがはずむだろうか…自分の話をどこまでできるか…という心配がありました。後者についての心配は最後まであったものの、個人的な話が出来てよかったです。
大雨が止み、曇り空の日曜日の午後。前回いただいた意見を参考に、今回はリラックスできるようなBGMを流して、ゆったりした雰囲気を演出しました。今回も「仕事・進路の悩み」をもった様々な人が集まりました。
カタルシェアでは、他の人の話をもとに、自分の話をすることがあります。
-自分も同じような経験をした時はあったか?
-その時どういった行動をとったか?
と考えながら話を聞くので、周りの話は他人事に思えず、会話に集中してしまいます。
皆さんは仕事においてストレスを感じたことはありますか?
ストレスの溜め過ぎはよくない、とはよく聞きますよね。しかし、張先生いわく、ストレスが「ゼロ」の状態であっても、寿命が短くなってしまうそう。ストレスは程々にあるのが一番良いのだそうです。
それでも溜まったストレスは解消したい。ストレスが溜まったとき、どうしていますか?
「大声を出すとすっきりするからカラオケ」
「楽器の教室に通い始めた」
「一人旅で写真を撮ること」
あの時は意識していなかったけど、あの行動をしたのは、ストレスと対峙していたからなのか――と、周りの人の話を聞いて気付くこともありました。
感じ方も、捉え方も、自分次第。でも、不思議と孤独は感じない。心が温かく、元気づけられるカタルシェアでした。
〜 参加者の感想 〜
(40代・男性)
このような場はとても重要と考えます。毎回、楽しみにしています。
(40代・女性)
今まで、こういったことを話す機会がなかったので、自分にとっていい経験になりました。専門的な意見も聞くことができたので、参考になりました。
(40代・女性)
今後はもっと色々な年代の方と話してみたいです。
「仕事・進路の悩み」。今回は、このテーマのもと、ご参加いただきました。
まずは軽い自己紹介から。「今日来たきっかけ」を交えて軽い
トークから入ります。そのあとは、ランダムに張先生から悩みを掘り下げてもらいます。
他の人の話を聞いて、自分も同じような経験があったかな?と考え、話すことも多くて、集中した空気。そんな真面目な雰囲気かと思えば、ファシリテーターの張賢徳先生のツッコミに笑ったり。
年代も、置かれている状況もそれぞれ違う参加メンバーでしたが、
前回より人数が増え、共通のテーマがあった分、会話の幅が広がった気がします。
私たちは、自分が思っている以上に一つの方向から物事を考えがちなのかもしれません。
カタルシェアで話すことももちろんですが、あえて違う環境にいる人と話をして、自分のこと・周りのことを見直すことが、さらなるモチベーションにもつながるのだなと思いました。
〜 参加者の感想 〜
(20代・男性)
皆の雰囲気がよかった。今まで人間不信だったり、人見知りだったりして、
素の自分がわからなかったりと悩んでいたので分かってよかった。
(40代・女性)
属性や環境が違う人と悩みや思っていることを話せる機会はとても貴重です。
人に話すことによって、自分が頑張ってきたことを思い出せたことによって、嫌いになりかけていた自分の良いところを再認識できました^^
開始時間まではスタッフ&集まりいただいた参加者の皆さんとで
雑談をしながら待ちました。
始まってからまずは皆さんに自己紹介をしてもらいました。
円になって向き合って、今日来た理由などを話していきます。
その後はファシリテーター張先生の進行で1人ずつ順番に悩みを話していきます。
カタルシェアでは他の人の話を聴くことも大事です。
皆さん、他の参加者の話を親身に聴いている様子が印象的でした。会場は先生が話した冗談に笑ったり、終始和やかなムードでした。
最後に「今日の他の人の意見を参考にしながら、それぞれの課題に向き合っていきましょう」と張先生。
あいにくの雨がパラついたお天気でしたが、お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。
〜 参加者の感想 〜
(20代・男性)
自分の中では決まりきった思考が、別の方の意見でほぐれた感じがしました。
(40代・男性)
あっという間の二時間で、延長してもっと皆さんと話ししたかったです。
とても興味をそそられる会でした!次回も参加出来ればと思います。宜しくお願いします。
良い集まりは口コミで広がると思います。何回かやって行く中で、きっと定員オーバーで困る事になるような気がします。応援してます。